ダイカスト塗装には、仕様により、溶剤スプレー塗装、電着塗装、粉体塗装などがあります。
弊社では、外観要求の高い塗装品又は小ロット品の塗装も対応可能な、かつ、汎用性の高い溶剤スプレー塗装を行っております。
塗料の種類は、耐候性に優れたアクリル焼付塗装、、最も一般的で屋内向けのメラミン焼付塗装、耐薬品性密着性に優れているポリエステル焼付塗装、2液ウレタン塗装など金属部品塗装を幅広く行っています。
その他ご要望に応じて、プラスチックの塗装も行っております。

弊社工程
①バフ研磨
②鏡面バフ
③アルサーフ315
④クリヤー焼付塗装

　

ダイカストの金属色を生かした、製法です。
メッキとは違った金属感があり、高級感があります。

　

画像部品：自動2輪部品

弊社工程
①バフ研磨
②ALT-610処理
③アクリル焼付塗装（3コート）

　

シルバーメタリック塗装後にクリアー塗装でフィニッシュ。
クリアー塗装することにより、高級感、及びキズ防止になります。

　

画像部品：自動2輪部品

弊社工程
①バフ研磨
②ALT-610処理
③アクリル焼付塗装

　

汎用的な黒色塗装です。

　

画像部品：自動2輪部品

弊社工程
①ショットブラスト
②ALT-610
③エポキシ塗装
④アクリル焼付塗装

　

ダイカストの離形剤は、塗装に密着不良などの悪影響を与えるため、ショットブラストで、鋳肌を一皮むくと効果的です。
塗装メーカーでこのようなショットブラスト処理をしている好例です。

　

画像部品：建築金物部品

弊社工程
①ALT-610
②バフ研磨
③バフ鏡面仕上げ
④アロジン＃1000
⑤クリアー焼付塗装

　

画像部品：建築金物部品

弊社工程
①ALT-610
②下地塗装
③パテ付け・研ぎ
④下地塗装
⑤ポリエステル焼付塗装

　

製品が薄物なので、ダイカスト表面の凹凸の修正にパテ修正を追加。
ダイカスト製品の工程のスキルとして、量産対応可能なパテ付け仕上げの技術も必要な例です。

　

画像部品：医療機器部品

＜写真上側品＞弊社工程
①ALT-610処理
②指定塗料焼付塗装

　

＜写真下側品＞弊社工程
①エンドレス仕上げ
②バフ研磨
③ALT-610処理
④黒焼付塗装

　

２輪車の外観品部品なので外観要求はかなり高い製品です。

　

画像部品：自動2輪部品

塗装冶具も内製（ものによって外注）し、マスキング治具による塗装得意としております。

　

画像部品：弱電部品、電子機器部品

弊社工程
①ALT-610
②下地塗装
③指定塗料焼付塗装

　

画像部品：建築金物部品

ヒートシンク（放熱板）の塗装について

• ヒートシンク（放熱板）の塗装は、製品用途の関係で裏面を塗装できない仕様が多く、塗装を施さない部分の防錆力を高めるべく、ヒートシンク（放熱板）全体に３価クロム処理などの化成処理を施すのが望ましい。
• ヒートシンク（放熱板）は、放熱目的による素材形状の凹凸が多数にあり、また、塗装仕様は、レザートンなどの模様塗装などの場合が多く、塗装技術者による手拭き塗装の技術が必要

弊社工程
①ALT-610（三価クロム処理）
②裏面マスキング
③下地塗装
④指定色焼付塗装（画像サンプルは、レザートン塗装）